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2009年06月26日

ドイツ文化特別講演会 EUにおける外国語教育 ―複言語主義に基づいたドイツ語教育―

EU(ヨーロッパ連合)の統合以来、グローバル化の進むEU圏の国々での外国語教育は大きく変わりました。EU圏の言語の多様さ、EU各国の言語教育政策の相違、教育機関や教育現場での教育基準の相違、これらを統一するために、客観的な基準がヨーロッパ評議会によって定められました。

EU圏では現在この「基準」に基づいた「EU言語標準の外国語」が教育されています。多様な言語を話す人々の共生のために、EUでの外国語教育の背景となっているのは、多言語主義(Multilingualism)ではなく複言語主義(Plurilingualism)なのです。「いかに多くの言語が出来るか」ではなく、「その言語を使って何ができるか」という理念がもとになっています。


「EUにおける複言語主義とは」
神戸大学大学院国際文化学研究科(外国語教育論講座)・
国際コミュニケーションセンター教授
NPO法人神戸日独協会副会長 枡田 義一 氏


「複言語主義の精神史的背景」
神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授
NPO法人神戸日独協会理事 シュテファン・トゥルンマー=フカダ氏


「複言語主義に基づいたドイツ語教育の普及」
ドイツ文化センター(Goethe Institut)大阪館長         
NPO法人神戸日独協会理事 ミヒャエル・シュレーン 氏