ホームお知らせドイツ文化講座"物語における「変身」と「異形化」"―カフカと「鬼滅の刃」・「ジョジョの奇妙な冒険」―

お知らせ

2022年05月30日

ドイツ文化講座"物語における「変身」と「異形化」"―カフカと「鬼滅の刃」・「ジョジョの奇妙な冒険」―

会報5月号でご案内した、マンガ「鬼滅の刃」の解説本『鬼滅夜話 キャラクター論で読み解く「鬼滅の刃」』の著者で、ドイツ文学・文化学研究者 植 朗子氏が1日講座を行います。
ドイツ語圏の伝承文学研究の観点から、日本の現代のポップカルチャーについて論じていただきます。新しい視点からドイツ文化を楽しみましょう。
■講座内容■
人間が「人間以外の存在」へと姿を変える物語は、神話の時代から語られてきました。「変身」にまつわる伝承、さらには古い伝承をもとに再創作された神話的物語について考えてみましょう。
この講座では、「変身」にまつわるエピソードの中から、とくに「醜い姿」へと姿を変える運命を背負った人物と、その家族の心の動きをテーマとします。怪物の姿に変身(=異形化)した家族を周囲はどのように受けとめるのでしょうか。
具体的には、日本のポップカルチャーとして『鬼滅の刃』『ジョジョの奇妙な冒険』(第4部「ダイヤモンドは砕けない」)、ドイツ文学としては、カフカ『変身』を取り上げます(2022年ドイツ文学者川島隆氏の新訳角川文庫「変身」の解説も参照)。

日時  : 6月25日(土) 14:00~15:30(1時間講演+30分質疑)
会場  : 神戸日独協会会議室
講師  : 植 朗子さん
《プロフィール》うえ・あきこ。博士(学術)。現在、神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート(Promis)協力研究員。和歌山県新宮市出身。ドイツ語圏の民間伝承(昔話、神話、伝説、メルヒェン)を研究分野とし、専門は物語における「怪異」。ドイツと日本の伝承研究の手法を用いて、怪異のモティーフ・話型について研究しており、日本のポップカルチャーの作品解釈をwebサイト「AERA dot.」(朝日新聞出版)で不定期連載中。週刊少年ジャンプで連載され、異例の大ヒット作品となった『鬼滅の刃』の解説を行い、『鬼滅夜話 キャラクター論で読み解く「鬼滅の刃」』(扶桑社、2021年)などの著書がある。
授業形式: 対面(オンライン配信は行いません)
定員  : 25名
受講料 : 1回会員1500円(一般2000円)
電話(078-230-8150)またはメール(info@jdg-kobe.org)でお申し込みください。