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2011年06月11日

日独交流150周年記念コンサートin KOBE 第1回 

園田文子&福田可織 ピアノソロ&連弾コンサート

【プログラム】
●モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク Ⅰ福田/Ⅱ園田
●ベートーヴェン:ピアノソナタ'悲愴'より 福田solo
●シューマン:幻想小曲集Op.12より'飛翔' 園田solo
'夢のもつれ'
●ウェーバー:舞踏への勧誘 Ⅰ園田/Ⅱ福田
●バッハ:主よ人の望みよ喜びよ Ⅰ福田/Ⅱ園田
●ベートーヴェン:交響曲第5番'運命'より第4楽章 Ⅰ園田/Ⅱ福田
●ブラームス:ワルツより 第1番 Ⅰ福田/Ⅱ園田
 第15番
 ハンガリー舞曲より第1番 Ⅰ福田/Ⅱ園田
 第2番/第5番/第6番

6月11日梅雨の合間、緑の映える土曜日の午後、甲南大学平生記念セミナーハウスでコンサートは行われました。
フライブルクで研鑽を積まれた園田文子氏・福田可織氏、お二人ならではの明晰 端正なソロは言うまでもなく、ため息の出るほどぴったりと息の合った四手による演奏(連弾)は躍動感にみちたものでした。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、シューマン、ブラームス、誰もがいつかどこかで聞いたことのある選曲がなされ、曲の紹介も簡潔にはさまれました。ベートーヴェンの交響曲第5番 運命 より第4楽章の連弾曲はあまり演奏されないものだそうで力強く圧巻でした。
明治以降、日独双方の多くの音楽家のドイツ音楽(西洋音楽)を日本に取り入れるための使命にも似た働きを思い出します。今や私たち日本人はドイツ音楽を小さいころから何気なく学び、時にはどこの国のものとも考えずに親しみ、懐かしくさえ思えるほどなのです。この日もお二人の弾かれる心のこもった遠い国の響きの中で、本当によい時間を楽しみました。
―参加者より―