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2017年05月11日

【ハンブルクレポート】- Nr.1- ハンブルクの春と散歩スポット

理事の北村美里さんが昨秋よりハンブルクに滞在しています。北村さんに観光案内にはない「Hamburg heute」を随時レポートしていただきます。

皆さまこんにちは。神戸にも心地よい季節が訪れていることと思います。私は今、北ドイツの港町ハンブルクにいます。これから少しずつハンブルクの様子をお届けできればと思います。

ハンブルクは、ドイツ第二の人口を擁する大都市ながら「水と緑の都」とも呼ばれる自然豊かな街でもあります。エルベ川を抱き、街の中心部にはアルスター湖そして水路・運河が広がっています。また、地図を見ていても歩いていてもすぐに公園、緑地に行き当たります。ハンブルクに来てから、私はすっかり散歩が趣味になりました。


エルベ川沿い。たっぷりの緑と港を望む風景が一度に楽しめる気持ちのいい公園。川沿いの砂浜を歩くのも楽しいです。

そんなハンブルクでは、3月頃から寒暖を繰り返しながらも春の気配が感じられるようになってきました。春と言えば日本では桜、私もさすがにこの時期は桜が恋しくなるかも・・・と思っていましたが、ハンブルクでも様々な場所で桜に出会うことができます。4月の始めには友人とお花見もしましたよ!この時期ひとたび散歩に出れば、街路樹や公園の木々の若々しい緑、チューリップやパンジー、水仙、タンポポなど色とりどりの花、そして小鳥のさえずりを楽しむことができます。イースター前の何週間かは卵などの可愛らしい飾りも街のあちらこちらに見かけました。


Planten un Blomenでは、お花を見てまわるも良し、のんびり日光浴をするも良し。所々に立っている像に目をとめても面白いです。日本庭園もあります(左上の写真)。

なかでも特にお気に入りのお散歩スポットは、Planten un Blomen、Eilbekkanal、そしてエルベ川沿い。Planten un Blomenは低地ドイツ語で「植物と花」を意味するそうです。日本庭園やバラ園などを含む広大な公園で、どの季節もそれぞれの表情で楽しませてくれる私の一番好きな公園です。Eilbekkanalはアルスター湖の東側を流れる運河です。川の様子を楽しみたいときは北側、緑あふれる散歩道を楽しみたいときは南側を歩いています。そしてエルベ川沿いは、船の駅Neumühlen(バスでも行けます)を起点に、階段を上れば緑豊かな公園を、そのまま西方向Teufelsbrückへ歩くと砂浜を楽しめます。


Eilbekkanal。橋の上から、すっと伸びる運河を見るのも素敵です。明るい緑と水鳥が泳いでいる光景は晴れやかでのんびりした気分にさせてくれます。

皆さまもぜひ春のハンブルクを訪れてみてください。ただし、お天気は気まぐれ。折りたたみ傘は忘れずに。