ホームページを更新しています
コロナ禍も2年余が過ぎ、諸制限も緩和され社会的経済的にも日常生活でもかつての活動を取り戻そうと努力がなされています。
このコロナ禍の2年間本来であれば弊協会の唯一の発信の場であるべきホームページが機能不全に陥っていました。皆様にはご不便をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
5月中旬にやっと障害が排除されて、更新が可能になりました。先ずは諸記事の更新を順次行っています。お伝えすべき記事の更新が終わり次第、より良く見ていただけるようにホームページの刷新を予定しています。
神戸日独協会の活動をホームページを通じて知っていただくために、努力邁進をしてまいりますので、今後とも弊協会ホームページをご覧いただくようにお願い申し上げます。
協会概要

神戸日独協会は、日本・ドイツ両国の相互理解を深め、両国民の友好・親善を深めることを目的に、1940年に設立され、2022年には設立82周年を迎えました。日本でも長い伝統と日独交流の実績をもつ日本を代表するドイツに関する協会として、兵庫県より「特定非営利活動(NPO)法人」の認可を受け、日独の友好親善文化交流のために活発な活動をしている国際交流団体です。
協会名 | 特定非営利活動法人 神戸日独協会 |
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設立 | 1940年 設立 2002年 特定非営利活動(NPO)法人認可 |
役員 | 会長: 枡田 義一 (神戸大学 名誉教授) 他理事17名・監事1名 |
会長ご挨拶
155年前の神戸開港直後からドイツ人(当時のプロイセン人)が来神し、開港と共に外国人に提供された居留地には多くのドイツ人が住み、神戸ではドイツ人との活発な交流が続けられてきました。ドイツ総領事館、ドイツ人学校、OAG関西支部が設置されるなど西日本のドイツ交流の拠点として神戸はドイツとの関係を深めてきました。
ドイツとの深い交流の歴史を持つ神戸の地で神戸日独協会は今年で設立82年を迎えます。戦争前後については資料が消失し詳らかではありませんが、戦後再建(1954)直後に戦前の在留ドイツ人によるKlub Concordiaの付属図書室にならいドイツ政府の協力を得て「ドイツ図書室」を当時新築の神戸国際会館(旧)内に開設し(1956)、協会の活動の拠点としてスタートをしました。1957年からはドイツ語講座が開講され「楽しく・ゆっくり・着実に」をモットーに連綿と現在も続けられています。1995年の阪神淡路大震災により事務室兼ドイツ図書室の崩壊をはじめ環境は一変しました。震災直後から全国の日独協会及びドイツ国内の独日協会の温かいご支援を受け、そして何よりも会員の熱い熱意に支えられ、新たな発展の一歩を踏み出しました。神戸日独協会の諸活動では設立以来一貫して「会員の、会員による、会員のため」ドイツを理解し、ドイツとの友好親善に寄与することを目指し、会員が主役として活動してきました。150余年にわたる日独交流の歴史的遺産を持つ神戸の市民の方々と地域連携にも努めています。地域とも連携して、歴史ある国際交流団体として日独の友好親善交流のために尽くしてきました。
一昨年来の新型コロナウィルス感染拡大とその予防措置のために、協会の活動は大きな制限を受け停滞せざるを得ませんでした。2年間にわたったコロナパンデミックを経て社会経済活動のみならず日常生活も平常に戻りつつあります。神戸日独協会も昨秋「日独修好160周年記念講演会」を開催し、活動を再開しました。しかしながらこの長きパンデミックの間に社会活動や生活様式の変容、IT技術の急速な進歩と日常生活への浸透、日独間の人的交流の断絶などが隘路となって、民間での国際交流は岐路に立たされています。この大きな苦難を乗り越えるためにはこれまでにはない発想と実行が不可欠です。日独交流の再活性化のために、是非とも皆様のご協力とご支援をお願いいたします。
会長 枡田義一
神戸日独協会のあゆみ
1940年 | 神戸日独協会設立。会長に山本治郎平氏(神戸医師会長)就任。 |
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…第二次世界大戦で活動中断… | |
1954年 | 神戸日独協会再建(神戸市役所内)。会長に原口忠次郎氏(神戸市長)。 |
1956年 | 神戸日独協会事務室を神戸国際会館に移転。「ドイツ図書室」開設。 レコード鑑賞会、ドイツからの帰国者の基調報告会、OAGとの共催事業、クリスマス会など多彩な活動を開始。 「ドイツ語講座」を開講。 |
1979年 | ドイツ研修旅行を始める、現在も続く。 |
1989年 | 「神戸日独協会会報」(月刊)を創刊。 |
1990年 | ドイツ文化講座開講。 ドイツ統一・神戸日独協会50周年記念祝賀会開催。 |
1992年 | 神戸日独協会の活動が認められ、神戸市より国際交流賞を受ける。 |
1995年 | 阪神・淡路大震災で神戸日独協会事務室・ドイツ図書室崩壊。 各地の日独協会、ドイツ各地の独日協会から義援金・支援を受ける。 仮事務所を神戸市内に移しながら、活動を続ける。 |
1996年 | 在神戸ドイツ名誉領事館を併設(名誉領事黒崎勇理事長)(~2006)。 |
1999年 | 再建された新神戸国際会館に事務所を復帰。 |
2000年 | 協会設立60周年記念「コンサート・式典・祝賀会」を開催。 |
2005年 | 「日本におけるドイツ年」(~2006年) 協会設立70周年記念「コンサート・式典・祝賀会」を開催。 ドイツ再統一20周年記念諸行事の開催。 日独交流150周年記念諸行事の開催(~2011年) |
2012年 | 兵庫県=シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州友好交流15周年記念 「日独親善交流 北ドイツの旅」。 |
2013年 | エリゼ条約締結50周年記念諸行事の開催 |
2015年 | ドイツ再統一25周年記念諸行事の開催。 |
主な活動
神戸三宮の神戸国際会館にて、ドイツ語学講座・ドイツ文化教室に加えドイツに関する文化講座・講演会や各種行事を実施し、日独両国の理解と交流推進のために幅広い活動を行っています。
2002年には兵庫県より「特定非営利活動(NPO)法人」の認可を受け、会員のみならず、ドイツに関心を持つ地域の市民や県下在住のドイツ語圏の人々に開かれた協会として活動をしています。神戸開港以来ドイツとの結びつきの深い国際都市神戸にあって、ベルリンを始めドイツ各地の独日協会とも積極的な交流をもち、「日独の架け橋」として日本・ドイツ両国の友好・親善関係を深めることに寄与しています。
活動内容
主催行事及び共催行事
日独交流のためのイベントの開催、会員親睦のためのイベントの開催
国際交流に関するイベントへの参加
講座・教室の開講
ドイツ語講座、ドイツ文化教室、ドイツ文化講座
会員によるサークル活動(月一回開催)
ドイツ語談話室、GJG(若者の集い)、シュタムティッシュ、ドイツ文化サロン
ドイツ文化紹介・日独交流・会員親睦のための催し
講演会、ドイツワインアーベント、ドイツビアフェスト、クリスマス祝賀会、ドイツ親善旅行、会員親睦遠足、近隣日独協会との交流会など
後援・支援活動
ドイツ関連団体行事及びドイツに関するイベント後援、国際交流関係イベント支援、ドイツからの研修生の受け入れ、日独青少年ホームステイ・プログラムの支援、ドイツ企業研修プログラムの支援など
会員
会員数 (2022年1月) |
法人会員:13社・団体 個人会員:138名 |
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会費 | 法人正会員 80,000円/年 法人準会員 30,000円/年 個人正会員 12,000円/年 個人準会員 6,000円/年 学生準会員 3,000円/年 |
事務室
所在地 | 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8丁目1-6 神戸国際会館19階(JR/阪急三宮駅より南へ徒歩3分) |
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TEL / FAX | 078-230-8150 |
info@jdg-kobe.org | |
URL | https://www.jdg-kobe.org |
開室 | 月曜~金曜 14:00~17:00 |