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2018年09月17日

9月17日 ドイツ大使館にて

会員 合田 憲司

9月17日に行われた秋祭りのためにドイツ大使館へ行きました。その時の感想を、とのことで寄稿させていただきます。今回2回目の寄稿となりますが、こういった機会をいただいたことに感謝申し上げます。

さて、私は初めて麻布にあるドイツ大使館へ行ったのですが、麻布に降りた時から異国の方が多い印象を受けました。また、当然ではありますが大使館はとても立派な建物で、大きな日本庭園があったのが印象的でした。今回の秋祭りは若手の懇親会という目的があったそうです。実際に若手が多く、中でも女性が多い秋祭りでした。ただ、東京の日独協会の理事の方やドイツ大使館の職員の方も多く混じった会でありました。

今回主に印象に残ったことが大きく2つありました。
大阪日独協会から来ていた京大の院生との会話です。京都大学院で歴史を専攻している男性と長く話をしたのですが、それが大きな刺激になりました。印象的な話題は若手が少ないということです。大学生や高校生といった学生もそうですが、働き始めたぐらいの年代が少ないのです。日独協会の活動にかかわらず、同年代で仕事を始めても何か趣味の活動を続けてるという人はやはり少ないように思います。また、多くの外国語の中でもなぜ敢えてドイツ語を学ぶのか、という議論です。留学するにしても英語が十分にできれば大丈夫だという状況があり、ドイツ語を学ぶことにメリットを感じづらいのではないか、という話になりました。こういった話題は自分自身を振り返ってみるいい機会になったと感じます。

会場の空気が独特だったことも強く記憶に残っています。大使をはじめ、大使館職員であり今回挨拶の通訳を務めておられたオステンさんも貴族の方、ということで上流の社交場のような雰囲気がありました。野暮な私にはなかなか場違いな感じがして、気後れしてしまっていました。つくづくパーティーのような華やかな場所には向かないなぁ、と思った次第です。

簡単ではありますが、報告・感想文とさせていただきます。拙筆にも関わらず、紙幅をいただきありがとうございました。