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2016年01月17日

「ドイツと日本を結ぶものー 日独修好150年の歴史」見学会

会員 足立 翔
1月17日に徳島県鳴門市板東にあるドイツ館の訪問に参加しました。高速バス停留所を降りてまず驚いたのは、高速道路にほとんど隣接した場所にドイツ兵俘虜(ふりょ)収容所跡地があった事です。

初めて訪れた土地で地図を片手に、目的地へ向けて一行は歩いていたのですが、ドイツ館の担当者さんがその収容所跡地で出迎えて下さいました。その時、跡地を見学しながら詳しい解説もして頂いたおかげで、ドイツ館内での展示がとても分かりやすかったです。特に、当時のドイツ兵の生活と日本人との交流関係がとても興味深く感じました。ベートーヴェンの交響曲第9番というと、現在では「第九」で通じるくらいに日本人にとって文化の一部になっています。しかしここまで普及したのも、収容所を管理していた松江豊寿所長による、ドイツ兵捕虜に対する人道的な対応と、それによる地元民との親密な交流があったからではないでしょうか。

私は毎年年末に第九のコンサートを鑑賞しているので、今回の訪問をしたことでさらに楽しめそうです。この地が舞台となった映画『 バルトの楽園 』 も観てみようと思います。


(開催案内チラシより)
2011年の「日独交流150周年」を記念しての企画展示「ドイツと日本を結ぶもの ―日独修好150年の歴史―」が、昨年夏に国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で開催されました。 その後国 内各地で巡回展示され、関西地区では12月9日より鳴門市ドイツ館で展示されています。 神戸日独協会では鳴門市ドイツ館を訪問し、同展の見学会を行います。 見学後はドイツ村、道の駅「第九の里なると」など周辺を散策します。

日時
2016年1月17日(日)

場所
鳴門市ドイツ館

開催案内(PDF)