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最新活動報告

2010年01月23日

ドイツ食文化セミナー(第1期/全4回)

第1回 11月28日(土):ウィーンのケーキ・焼き菓子 
セセシオン(御影・東灘区)
講師:シェフ 飯田 伸一氏 ディレクター 吉 谷修作 氏

セセシオンのディレクター吉谷修作様は、若くしてドイツ各地を廻られ、その後オーストリアで焼き菓子の勉強をされ、帰国後は、菓子職人が作る焼き菓子やケーキをお客様がアトリエで画家から絵を買うような、そんなお店を目指されているとのお話に、とても興味がわきました。また、店名"セセシオン" の由来は、ドイツ・オーストリアに興った芸術運動で個性的な創造を目指した"分離派" と云う意味であることを初めて知りました。 
フロインドリーブのマイスターのもとで修業されたシェフ飯田伸一様からお話を聞きながら、参加者全員が、焼き菓子の渋皮栗"プルンダ―"や、栗とショコラの"クグロフ"、ケーキ〝フレシェ"を食べながら、そして"にしむら珈琲"から持ち込まれたコーヒーを飲みながら、和やかな雰囲気の中で美味しく楽しむ事が出来、大変良かったと思います。試食中に参加者からは活発な質問が出て、シェフ飯田様がひとつひとつ丁寧に答えられていたのが、とても印象的でした。
今回、初めてこの様なセミナーに参加できました事は、とても有意義であったと思います。次回からのセミナーに、益々の期待を致しております。― 参加者より―


第2回 12月5日(土):ドイツワインの入門セミナー
ドイツ商事・ローテローゼ(中央区)
講師:取締役専務 松田 耕治 氏 

ドイツワインの種類、産地、特徴などの基本的な話に加え、コルク栓の開け方やボトルのラベルの見方、「なぜワインが健康によいか。」さらには、フランスのボージョレ・ヌーボーの発売にいたる経緯等、ワインにかかわる周辺知識についても、丁寧に解りやすく講義していただきました。これらのお話の中には、日ごろ疑問に思っていても、レストランではウエイターさん等には、なかなか聞き難いような事もあって大変参考になりました。
また、講義していただいたワインの種類ごとの味や香りなどの違いを、実際に3種類のワインを試飲する事により確認する事ができた事は、大変すばらしかったと思います。
今回のセミナーは、タイトルが「ワインの入門セミナー」となっていますが、内容は大変レベルの高い、内容の濃いものでした。次回予定されている、来年2月のステージアップした2回目のワインセミナーが楽しみです。次回もぜひ参加したいと思います。 ― 参加者より―


第3回 12月12日(土):プレミアムコーヒーダルマイヤーと美味しい作法
AMADEUS(東灘区)
講師:取締役 藤田 佳子 氏

株式会社アマデウスの取締役の藤田佳子さんは、7年間のドイツ滞在後、ドイツ語圏と日本との架け橋の仕事をしたいということでドイツ人のご主人と共に六甲アイランドでお仕事をなさっています。
その中の一つがダルマイヤーのコーヒーの日本総輸入代理店です。ミュンヘンのダルマイヤーの説明の後、試飲のコーヒーと葉っぱ型のチョコをいただきながら、収穫されたコーヒー豆からダルマイヤーの製品が出来るまでのプロセス、美味しいコーヒーの淹れ方、保温方法を教わりました。
水の硬度や気温、湿度などの環境の異なる日本においてドイツ本国で淹れるコーヒーと同じ味になるように豆のブレンドや煎り方を変えているそうです。そのあたりにプロの心意気を垣間見たような気がします。
また、お話の後の質問タイムでは参加者の方々からたくさんの質問があり、家庭での淹れ方についてはお湯の温度、作りやすい量などちょっとしたことで美味しく香り高いものなるということを丁寧に教えて下さいました。とても実践的なお話を伺えたのでとても良かったと思います。 ― 参加者より― 


第4回 2010年1月23日(土):マイスターによるドイツ菓子の話 
株式会社ユーハイム(中央区)
講師:ドイツ製菓マイスター 安藤 明 氏

「質実剛健」-そんな表現がぴたりと当てはまる、㈱ユーハイムのドイツ菓子。その飽きのこないおいしさの秘訣が知りたくて、今回の食文化セミナーに参加しました。
講師の安藤明マイスターは、難しい昨今の洋菓子市場の事情や、製菓技術に関する専門的な内容をも、ユーモアを交えて親しみやすくお話しして下さいましたので、終始笑いの絶えない、しかし非常に学ぶことの多い貴重な時間を過ごさせて頂きました。
「お菓子作りで一番大切なことは、『おいしい』ことではなく、『衛生的』であること。」、「一次生産者の苦労を知らずして良いお菓子を作れる職人にはなれない。」―これらのマイスターの言葉のひとつひとつに重みがあり、そのような基本的なこころがけの積み重ねこそが、100年を超えて愛されるユーハイムのお菓子のおいしさの秘訣なのだとあらためて感じました。
また、質疑応答も兼ねた試食の時間には、全長1メートル近くありそうな一本のバウムクーヘンを切り分けて頂けたので、ケーキ皿いっぱいの、とってもおいしいバウムクーヘンに、誰もが童心に還ったようでした。
このような貴重な機会を頂き、関係者の皆様のご尽力に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!!ー参加者よりー